2026年6月1日月曜日

「歯が2列に…」これって大丈夫?子どもの歯の生え変わりトラブル

こんにちは。院長の中野です。
6月8日は「世界海洋デー」。海の大切さや海の生きものについて考える日として、世界各地でさまざまな取り組みが行われているそうです。海にはたくさんの生きものが暮らしていますが、その中でもサメは歯に特徴があります。

 

 

 

多くのサメは、歯の後ろに次の歯が控えており、抜けると後ろの歯が前へ移動する仕組みを持っています。人間の歯はサメのように生え変わることはありませんが、乳歯から永久歯へ生え変わる時期のお子さんでは、まれに「サメの歯」と呼ばれる生え方が見られることがあります。

 

 

 

 

「サメの歯」ってどんな生え方?

通常、歯の生え変わりは、後から生えてくる永久歯が乳歯の根を少しずつ溶かすことで進んでいきます。根が短くなった乳歯はグラグラと揺れ始め、やがて自然に抜け落ちるのが一般的な流れです。
ところが、永久歯の位置や向きなどの影響で、根がうまく吸収されなかった場合、乳歯が残ったまま永久歯が生えてくることがあります。このような生え変わりトラブルは特に下の前歯に多く見られ、歯が2列に並んで見えることから「サメの歯」と表現されることもあります。

 

 

 

 

 

焦って自分で抜くのはNG!正しい対処法は?

歯が2重に生えると「これは大変!」と慌ててしまいがちですが、まずは落ち着いてお子さんの歯の様子をじっくり観察してみることが大切です。乳歯がしっかりグラついていれば、多くは後から生えてくる永久歯の刺激で自然と抜けるため、それほど心配する必要はないでしょう。

 

一方で、永久歯が顔を出してからしばらく経っても抜ける気配がない場合はそのまま放置してしまうと、位置がずれたまま永久歯が生えてしまい、歯並びに影響を及ぼす可能性もあります。

 

 

 

 

 

迷ったときはすぐに相談!定期的なチェックが安心

とはいえ、親御さんが無理に抜こうとすると、思わぬトラブルの元となるため注意が必要です。強引に引っ張ると乳歯の根が途中で折れて歯ぐきの中に残ったり、周囲の歯や歯ぐきを傷つけたりするおそれがあります。
グラつきが不十分な場合には自己判断で対処するのではなく、何よりもまず歯科医院に相談するのが一番です。そのまま様子を見て良いと分かれば安心ですし、もし処置が必要な場合でも、早めに対応すれば永久歯への影響を最小限に抑えられます。

 

 

 

 

生え変わりの時期は、永久歯が正しい位置に生えてきているか、かみ合わせに問題がないかを確認する大切なタイミングです。定期的な受診を通して、お子さんの健やかな成長を一緒に見守っていきましょう。

 

 

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中野歯科医院
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